埼玉県 越谷レイクタウンの小児科・アレルギー科

おたふく(流行性耳下腺炎)が園児、小学生、中学生～大人まで年齢問わず広く流行しています。

 

おたふくかぜワクチンは、１才になったら接種可能です。

生ワクチンですが、1回では免疫がつきにくく、多くが感染してしまいます。

計2回打たなければいけません。

 

標準的には、

①1才、

②年長　と言われていましたが…

 

②は年長では遅すぎます。

これでは幼稚園保育園での感染が予防できません。

①を1才で打っていたら、

②は3才になったら打つべきです。

 

◎おたふく や みずぼうそう は、なったほうが(感染したほうが)早いのでは?と、たまに聞かれますが、とんでもない話です。

 

自然感染では、以下の合併症の率が高いことは知られていないため皆さん油断しがちです。

 

おたふく：髄膜炎、脳炎、重度の難聴

 

みずぼうそう：脳炎、肺炎、重度の播種性の全身性細菌感染症

 

毎年、死亡例があります。

 

必ずワクチン接種を『2回』してください。

 

免疫がなければ、もちろん大人も感染します。

親御さんのワクチン接種も行っています。

院長にご相談ください。