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院長ブログ

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  • 【注意】水痘やおたふくに関するウソ

    2024.05.30

    みずぼうそう(水痘)や おたふく(ムンプス)は、予防接種(ワクチン)より、実際に感染したほうが免疫がついていい などという完全なデマ、都市伝説がまことしやかに言われています…。

    重要な事なので、結論からいいますが、

    真っ赤なウソです。

    両方とも、ちゃんとワクチンを『2回』接種する必要があります。

    実際にウイルス感染を起こしてしまうと大変なことになる場合があります。

    ●みずぼうそう: 悪化して、全身の細菌感染症を合併し重症化。数週間入院。私の経験した症例では、年末年始を含めずっと点滴につながれ治療。運良く命は助かりましたが、楽しいはずの冬休みがパー。顔を含めて体中に痕が残ります。

    ●おたふく:ほっぺが腫れてちょっと痛くて終わる?そんな生やさしいもんじゃありません。

    代表的な合併症として髄膜炎があります。高熱や頭痛でゲーゲー吐きます。髄液検査は、背中から腰にかけての腰椎(背骨の間)に長い針を刺して、髄液をとる検査。想像しただけで怖いですよね。しばらく頭を上げることもできず、当然入院して点滴治療です。

    他には、顔面神経麻痺。目や口が閉じにくくなり、左右非対称の顔つきに。中々治りにくい。

    それとムンプスによる精巣炎、不妊症も有名です。

    取り返しがつかないことにならないように、、小さいうちのワクチン接種をオススメします。

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