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インフルエンザと診断されたら
2019.01.23
下記に注意すべき点をいくつか述べます。
※出席停止期間について、誤解が多いです。
例えば、1/1に発熱した場合、
5日以上経過した日は➡️1/6となり、最低限1/6までは登園登校できず、1/7以降から可能となります。
また、これは、熱が下がった日を考慮し、さらに延長となる場合があります。
以下、私が毎年掲載しているものの、再掲です。
①処方されたお薬を、指示通りにしっかり服用(内服または吸入)します。勝手に途中でやめてはいけません。
②熱が下がって2日経過するまで、保護者はお子さんから目を離してはいけません。
◎インフルエンザでは、けいれん や異常行動 (意味不明な言動や突然走り出す等)が時々みられます。目を離した時に、異常行動に伴う事故のリスクが増加します。
けいれんや異常行動が持続する場合は早めの受診が必要です。
③感染を拡げないように、マスクを必ず着用します。自分が逆の立場でもらったら嫌ですよね。
④出席停止期間を守ります。
(1)発症後5日以上経過するまで、
(2)
未就学児:熱が下がってから3日以上経過するまで
学童以上:熱が下がってから2日以上経過するまで
『(1)または(2)のいずれか遅い方まで』
登園登校ができません。
★最も大事なこと★
まずは、「インフルエンザ」と聞いただけで過剰な心配をしないことです。
インフルエンザはウイルス感染症であり、
多くの場合、時間がたてば自然に良くなる病気です。(基礎疾患のある方は除く)
熱=インフルエンザ でもありません。
また、インフルエンザの検査は、発熱後最低半日~1日経過しないと、有効な結果が出ません。
熱が出ただけで比較的元気があり、
水分摂取が可能であれば、あわてて休日診療や夜間救急を受診すべきでもありません。
タミフル等の抗ウイルス薬は、発症後2日以内であれば投与開始できますので、
体調に余裕があれば、休日や夜はお家で様子をみているほうが賢明といえます。
もし、意識がおかしかったり、異常行動がみられる場合は、早めに受診しましょう。
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