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当院のこだわり~①レントゲン撮影機器
2015.12.15
この前診察にきたお子さんが、診察机の上のPCモニターを指して一言。
「せんせい、なんでパソコンこんなにいっぱいあるの?」
と質問をうけました。
「これ、○○ちゃんのおしゃしんとって、からだのなかをみるきかいだよ」
電子カルテモニターに、最新のレントゲン読影モニターが並べておいてあります。
小さなクリニックですが、レントゲン機械は非常に性能良く、素晴らしい画像を瞬時に提供してくれます。
現代の小児科で、レントゲン機器を導入しているクリニックはあまり多くありません。
昔と違い、子どもが(重い)肺炎などにかかることも少なくなったため、撮影機会も減っています。そして、レントゲン機器は非常に高額なため、コストが見合わないという現実があります。
しかし、私は小児科のなかで、特に小児呼吸器を専門に勉強してきました。咳が長引いて困っている、また、肺炎や喘息(ぜんそく)で苦しむお子さんたちに、出来る限りの知識と診察技術(胸部聴診、レントゲン読影など)をもって、より正確な診断を目指し、少しでも寄り添って診療したいと強く思っていました。
そして、それをこのクリニックで実現するには、やはりレントゲン機器ははずすことはできない、と導入を決断しました。
現在、小中学生の間で 「マイコプラズマ」が大変流行しています。
この1ヶ月半でマイコプラズマ感染症から肺炎になった患者さんを数十人みました。短期間にこれだけ大勢のマイコプラズマ肺炎を診療したことは今までであまり記憶がないくらいです。初期治療で中々良くならない耐性マイコプラズマと考えられる患者さんも多く、そういう場合に、レントゲンは大きな力を貸してくれます。
咳が長引く、
いつまでもゼーゼーしている、
気管支炎を繰り返している、
喘息かもしれないといわれたがはっきりしない、
咳喘息だといわれた、
等々、お困りの患者さんは是非ご相談いただきたいと思います。
◎お薬手帳、母子手帳を必ずお持ちください。
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